過去問の正しい使い方とは?試験を攻略するなら過去問は必須!「過去問アプリ」も便利です

おすすめの学習方法

介護福祉士などの国家資格試験や英検やTOEICなどの検定試験、さらには、高校・大学受験など、試験すべてを攻略するのなら、過去問をしっかりと解いておくことは、共通点となります。

やはり、過去問なくして試験の合格・高得点は勝ち取れません!

模擬試験を受験される方は、模試と過去問の併用がかなり有効なので、そちらも検討してみてください。

こちらの記事では、過去問の正しい使い方などについて解説します!

過去問を解くメリット・デメリットとは?

過去問を解くメリット・デメリットですが、基本的にデメリットはないとお考えください。時間さえあれば、過去問を積極的に解くべきです。

試験で出題される傾向が把握できる

過去問を解くのは大変かもしれませんが、試験合格への近道です

過去問を解くことは、試験で出題される問題の傾向がよく把握できる点が非常に大きなメリットとなります。

特に、資格試験では、5年分の過去問を解けば、どのような分野で頻出する問題が把握できるため、対策すべき事項がしっかりとわかるようになります。

TOEICでは、残念ながら公式の過去問は存在しませんが、長文やリスニング問題で頻出する話題も把握できるようになるため、一定の話題で展開されるパターンも理解できるようになります。

試験問題を解く時間を把握できるようになる

過去問を解く場合、解答時間を把握できるようになるのも、かなり大きなメリットです。

解答時間を把握できるということは、問題解答速度の改善にも繋がりますし、もし、得意な分野を思っていたよりも早く解ければ、苦手分野の問題をゆっくり解こうと思えることにもなり得ます。

もし、過去問を繰り返し解くことで、解答を覚えるようになってしまったら、模擬試験や予想問題集の問題を解くことも検討してください。

苦手分野がしっかりとわかるようになる

単語カードも苦手問題のリストアップに有効です

過去問では、解けなかった問題をリストアップすれば、苦手問題がしっかりとわかるようになります。

苦手問題のリストアップは、スマートフォンのメモアプリに記載するのも良いですし、Excelにまとめてみることも良いと思います。とにかく、苦手分野を把握できれば問題ありません!

特に、介護福祉士やケアマネジャーといった試験の過去問が収録されている「過去問アプリ」では、苦手問題のリストアップをしやすくなっているので、こちらも利用もおすすめです。

過去問のおすすめの使い方は?

まず、試験対策を始める前に軽く読んでみる

まず、過去問を試験対策開始前に軽く読んでみて下さい。内容がわからなくても、全体的なイメージを掴めれば問題ありません。

具体的には、「どのような分量の問題が出ているのか」「どのような出題形式で問題が出題されているのか」「マークシートもしくは記述式の出題なのか」など、必ず目に付くところは存在します。

やはり、ことわざにあるように、どのような勉強も「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とも言えますが、なるべく試験対策には時間をかけたくないのは誰もが思うことです。なので、どのような勉強をすれば良いのか、過去問をしっかりと確認した上で把握することは、かなり重要です。

試験1ヶ月半前を目安に定期的に解いてみる

参考書・予備校・大学などで基本的な知識や応用問題の対策ができたなら、少なくとも試験1ヶ月半を目安に過去問を定期的に解くようにしてください。

もちろん、可能であれば、過去問を解き始めるのは早いに越したことはありませんが、基本的な知識がない中で過去問を解くことは、人によっては時間の無駄になってしまうことも考えられます。

そのため、ある程度の知識が付いたと考えているなら、その段階で過去問を定期的に解き始めることをおすすめします。

過去問を解いたときに、苦手問題のリストアップ

苦手問題をリストアップすると何かしら気がつくことがあるかもしれません。

過去問を解いた際には、可能であれば、苦手問題をリストアップしてください。

苦手問題のリストアップの方法は人それぞれですが、前述の通り、スマートフォンのメモアプリやExcelなどにまとめておくと、チェックが容易です。

例えば、英検であれば、以下のようなリストアップがおすすめです。

  • 文法での過去形:過去形で使う単語を間違えてしまった
  • リスニング問題:ビジネスシーンでの英会話の表現がわからなかった

リストアップの方法は、自分がわかれば、どのような形式でも問題ありません。メモをした段階でしっかりと把握できるのであれば、問題ありません。

試験直前には、一度、試験本番と同じ時間で解いてみることも

試験直前には、一度本番と同じ時間で解いてみることも必要です。もし、模擬試験を受験する機会があれば、そちらでの代用も可能です。

やはり、どんなに試験問題が解けたとしても、試験本番の解答時間に間に合わなければ、全くの意味がありません。

そのため、事前に過去問や模擬試験で、どの程度のスピードで問題が解けるのか把握するのは、かなり重要なことなのです。

介護福祉士などの国家試験の過去問対策は「過去問アプリ」がおすすめ

過去問アプリイメージ

介護福祉士や社会福祉士などの国家試験での過去問対策は、スマートフォンで簡単に解ける「過去問アプリ」をおすすめします。

「過去問アプリ」を利用すれば、電車での移動時間や就寝前の空き時間など、いつでもどこでもスマートフォンさえあれば、過去問を解けます。

さらには、スマートフォンアプリという特性を活かして、苦手問題のリストアップ機能などもありますので、こちらを利用すると、効率の良い学習が可能です。

模擬試験を受験したのであれば、過去問との併用が有効

模擬試験は受験しなくても、問題だけもらえれば問題ありません

資格試験などで模擬試験を受験したのであれば、過去問との併用がかなり有効です。

特に、資格試験で実際される模擬試験は、当該試験のプロが時間をかけて作成した問題で実施されます。つまり、本番の試験で出題される問題を予測して作られるため、効率の良い試験対策が可能です。

やはり、模擬試験はスケジュールの都合で受験をしなくても、後日郵送される模擬試験の問題だけでも入手すべきです。

もちろん、普段から過去問を丁寧に解いていれば、模擬試験は本番のシミュレーションにもなり得ます。

資格試験によっては、年に1度しか実施されないものもありますので、時間を無駄にしないためにも、模擬試験と過去問を併用して、しっかりとした対策が必要です。

まとめ

過去問アプリイメージ

資格試験だけでなく、入試などすべての試験は、過去問をしっかりと解くことが重要です。

過去問は、場合によっては同じ問題が出題されたり、似たような問題が出題されたときにはかなり有効です。傾向が把握できるだけでも、勉強方法を工夫できたりと、過去問を解くデメリットは一切ありません。

模擬試験を受験される方は、模擬試験と過去問を併用すれば、シナジー効果がしっかりと見込めます。模擬試験を受験しなくても、模擬試験の申し込みだけして問題をもらうことも有効です。

さらには、「過去問アプリ」などを利用すれば、効率の良い学習も可能ですので、ご検討ください。