過去最高の合格率?第35回社会福祉士国家試験の合格基準点は90点。

社会福祉士

先ほど、試験センターより、合格速報が発表されました。

受験番号等の確認はこちらから。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

合格基準点は90点、合格率は44.2%

合格基準点は90点。

合格率は44.2%。

受験者数が36,974人。

合格者数が16,338人。

合格者数と合格率は、10年のなかで最高

結果として、合格者数と合格率は、10年のなかで最高となりました。

昨年の基準点である105点の関係で、不安に過ごされた方が多かったと思います。

合格率で調整される恐れもありましたが、150点の60%である90点を意識されたのかもしれません。

過去の基準点には72点もありますので、今後も油断できないとは思いますが、一つの指標が増えたかと思います。

社会福祉士の合格基準点と合格率(合格者数/受験者数)

開催日合格基準点合格率合格者数/受験者数
第35回(2022年2月6日)90点/150点44.2%16,338/36,974
第34回(2022年2月6日)105点/150点31.1%10,742/34,563
第33回(2021年2月7日)93点/150点29.3%10,333/35,287
第32回(2020年2月2日)88点/150点29.3%11,612/39,629
第31回(2019年2月3日)89点/150点29.9%12,456/41,639
第30回(2018年2月4日)99点/150点30.2%13,288/43,937
第29回(2017年1月29日)86点/150点25.8%11,828/45,849
第28回(2016年1月24日)88点/150点26.2%11,735/44,764
第27回(2015年1月25日)88点/150点27.0%12,181/45,187
第26回(2014年1月26日)84点/150点27.5%12,540/45,578
第25回(2013年1月27日)72点/150点18.8%8,058/42,841
第24回(2012年1月29日)81点/150点26.3%11,282/42,882
第23回(2011年1月30日)81点/150点28.1%12,255/43,568
第22回(2010年1月31日)84点/150点27.5%11,989/43,631
第21回(2009年1月25日)85点/150点29.1%13,436/46,099

過去15年の合格基準点の平均点は、87.5点

過去15年の合格率の平均は、28.5%

過去15年の合格基準点の平均過去15年の合格率の平均
87.5点/150点28.5%

第35回社会福祉士国家試験 正答一覧 午前(公式発表)

12345678910
54213432543
11121314151617181920
3212522434
21222324252627282930
1543153151
31323334353637383940
24231353125
41424344454647484950
45132143413
51525354555657585960
214524151321
61626364656667686970
43451255232
71727374757677787980
144535なし41222
818283
435

第35回社会福祉士国家試験 正答一覧 午後(公式発表)

84858687888990
4123552425
919293949596979899100
24213252535434
101102103104105106107108109110
13225125531
111112113114115116117118119120
5313414243415
121122123124125126127128129130
54321311445
131132133134135136137138139140
1233321445
141142143144145146147148149150
3342132151

社会福祉士 2023年度 試験問題と解説

こちらのアプリには、2023年2月5日(日)に実施された、社会福祉士国家試験の問題と解説を掲載しています。来年度の受験に向けて活用していただけると幸いです。

6年分の過去問に、2回分の模擬試験を掲載しています。成績の分析や、付箋機能など、試験に欠かせない機能が使用できます。無料版と有料版を用意していますので、広告掲載が気になる方は、買い切り版の有料版をご活用ください。ひとまず、無料版で試してもらえると助かります。

iPhone版

Android版

不適切問題について

解答速報どおりかと思いましたが、問題76については、「選択肢の記述が不十分であり、正答が得られないため。」を理由とし、不適切問題となりました。採点は、全員に得点となりました。

問題76

次の記述のうち,医療チーム内で専門分野を超えて横断的に役割を共有するトランスディシプリナリモデルの事例として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Fさんの病状が急変したため、医師は、看護師へ静脈注射機材の準備、薬剤師へ薬剤の準備、医療ソーシャルワーカーへ家族への連絡の指示を出した。

2 災害発生による傷病者の受入れのため、G病院長は、全職員の招集、医師へのトリアージ、看護師へ手術室の準備、医事課職員へ情報収集などの指示を出した。

3 Hさんの食事摂取の自立の希望を達成するため、理学療法士は座位保持、作業療法士は用具の選定、管理栄養士は食事形態、看護師は食事介助の工夫を行った。

4 一人暮らしで在宅療養中のJさんの服薬管理について、往診医、訪問看護師、薬剤師、訪問介護員、介護支援専門員等の自宅への訪問者それぞれが、Jさんとの間で確認することにした。

5 自立歩行を希望するKさんの目標をゴールに、理学療法士、作業療法士、看護師、介護福祉士とでケースカンファレンスを行い、立位保持訓練の方法を検討した。

トランスディシプリナリーモデルとは、トランス型チームとも呼ばれ、多職種の連携を基本に、お互いが分野を超えて、役割の交代や開放をしながら支援を進める。

解答速報では選択肢5が正答となっていました。

どのモデルでも、ケースカンファレンスくらい多職種で行う気がしますので、この記述だけでは、他のモデルの可能性があるのかもしれません。

自分は選択肢4を選択していました。

これも服薬をしたかどうか、「自宅への訪問者それぞれが、Jさんとの間で確認する」とあり、飲んだかどうか確認するだけでは、専門性のあることではないので、役割の交代というには弱いのかもしれません。

【参考として】

医療の提供モデルについて。

1 。マルチディシプリナリーモデルとは、マルチ型チームとも呼ばれ、医師の指示に従い、多職種の連携により、展開される。階層性があり、多職種の連携が弱い。

2。インターディシブナリーモデルとは、インター型チームとも呼ばれ、家族や本人のニーズを中心とし、各専門職が、専門的な立場から意見を述べ合い、目標を、すり合わせながら方針を決める。チーム内の衝突である、チームコンフリクトが起こりやすい。

3。トランスディシプリナリーモデルとは、トランス型チームとも呼ばれ、多職種の連携を基本に、お互いが分野を超えて、役割の交代や開放をしながら支援を進める。