最近は、リモートワークをされる方が増えてきていますが、まだまだ電車に乗って勤務先に通勤される方も多いと思います。また、高校生・大学生の方についても、学校へ行く際に電車を使う方が多くいらっしゃると思います。
電車での移動は、スマートフォンをなんとなく触っていたり、音楽を聴いていたりと、時間を無駄にしがちですが、実は、電車での移動時間中の学習は非常に有効と言えるのです。
今回は、電車内で効率の良い学習方法について、解説したいと思います。
電車内で学習するメリットとは?
電車内で学習するメリットは、実は数多くあります。実際のところ、座席に座らずに立っているときにでも、工夫して学習すれば、時間の有効活用にも繋がります。
時間を有効活用できて自宅での自由時間が増える
まず、電車内で学習することで、時間を有効活用でき、自宅での自由時間が増えることがメリットとなります。
介護福祉士などの試験は、ずっと時間があるときに勉強すれば良いというものではありません。介護福祉士の試験では、150時間の学習時間が確保されれば、合格できるとされており、だらだらと自宅で勉強する必要性はありません。
もし、電車内で学習をすれば、試験合格に必要な時間を消化することができ、結果的に自宅などでの自由時間の増加に繋がります。
電車の他の乗客からの “見られてる” 感で勉強へのモチベーションアップにも
電車には自分以外にも多くの方が乗車しています。電車内で学習をすれば、他の乗客からの視線があることから、 “見られてる” 感で勉強へのモチベーションアップにも繋がります。
もちろん、人によっては、モチベーションアップに繋がらないことも考えられますが、周りの視線が気になる方にとっては、電車内の学習をすれば、逆手に取ってメリットとなり得ます。
短い時間で効率の良く学習するのを意識すれば、集中力のトレーニングにも
多くの方は、電車での移動は1時間半以下に収まると思います。もちろん、乗り換えなどもあって、1本の乗車で1時間半以上ずっと乗車していることは少ないかもしれません。
しかし、20〜40分程度の電車内の学習でも、ひたすら参考書や「過去問アプリ」といった学習用のスマホアプリで勉強していれば、試験に役立つ時間感覚が身につくほか、強靱な集中力を手に入れることができます。
やはり、本番の試験では、強靱な集中力はかなりアドバンテージとなります。
電車内での効率の良い学習方法について
「過去問アプリ」といった学習用のスマホアプリを使用
電車内での効率の良い学習方法について、まず挙げられるのは、「過去問アプリ」といった学習用のスマホアプリを使うことです。
「過去問アプリ」では、介護福祉士やケアマネジャーの試験といった過去問とその解答解説が収録されており、短時間での学習が容易になるように開発されています。
もちろん、スマートフォンでの学習ですので、座席に座らずに立っているときでも利用できるのも魅力的です。場合によっては、iPadを利用すれば、Apple Pencilと組み合わせた方法でも学習できます。
ただし、高校生の方で学校からiPadを支給された方は、自分で自由にアプリをインストールできない可能性もありますので、ご注意ください。
オンライン講義のビデオを見る
電車内では、オンライン講義のビデオも見ることも効率の良い学習方法となります。
最近では、様々な資格予備校がオンライン講義を展開しており、インターネット回線があれば、どこでも、オンライン講義のビデオを見ることが可能です。
もちろん、電車内でも携帯電話の電波と契約中の回線のデータ容量さえあれば、オンライン講義のビデオも利用できますので、こちらもご利用ください。
使い方としては、苦手分野のビデオを繰り返し見たり、新規で学習する分野の予習として使うことも有効です。
もし、スマートフォンのデータ容量が心配な方は、NTTドコモの「5Gギガホ プレミア」といった無制限プランや、格安スマホ・mineoの「パケット放題 Plus」への変更もおすすめします。
単語カードを使って、サクッと勉強
アナログ的な学習方法となりますが、単語カードを使ってサクッと学習するのも非常に有効です。
単語カードには、苦手分野のワードとその解説を自分で記入しておけば、何度も繰り返し振り返られますし、単語カードをシャッフルすれば、毎回違った順序で苦手分野のワードを学習できます。
単語カードはスマートフォンのバッテリーがなくても学習できる上、本番の試験前にも簡単に振り返りができるというメリットもありますので、ぜひともご検討ください。
もちろん、単語カードは、ダイソーやセリアといった100円ショップでも購入できますので、入手法も抜群です!
TOEICなどの外国語関連資格受験者は、リスニング対策も可能
TOEICといった外国語の関連資格受験者は、リスニング対策も電車内で可能です。
具体的には、参考書に付属しているCDをパソコン経由でスマートフォンに転送すれば、いつでも外国語のリスニング対策ができる上、ネイティブの外国語を聞きたいなら、YouTubeでニュース動画を見るのも良い選択肢です。
スマートフォンのストレージ容量が小さく、CD音声をスマートフォンに転送するのが難しい場合は、「YouTube Music」へのアップロードという手もあります。
電車内で学習する際には、乗り過ごしに注意
電車内で学習する際には、乗り過ごしに注意してください。
乗り過ごし対策としては、ダイヤが正常な場合は、スマートフォンの経路検索アプリなどで、降りたい駅の到着時間を確認し、適宜、スマートフォンやスマートウォッチで時間を確認して降りることが有効です。
また、イヤホンをして学習している場合、ノイズキャンセリングをオフにすれば、車内アナウンスも問題なく聞くことが可能です。
もし、乗り過ごしをしてしまった場合は、気づいた駅で反対方向の電車に乗ることが可能ですが、判断に迷った場合、駅員さんへ確認すれば問題ありません。故意でなければ、無償で戻れます。
新幹線や特急の場合には、乗り過ごした駅で駅員さんに報告すれば、自由席で戻ることも可能です。
まとめ
実際に電車内で学習するのは、メリットが多数あります。もちろん、乗り過ごしというリスクもありますが、乗り過ごしには時間を気にしていれば、ほとんど問題になることはありません。
最近では、スマートフォンという便利なモノもありますので、「過去問アプリ」などで効率の良い学習が可能です。
データ制限が気になる方は、楽天モバイルを含めて無制限プランへの変更や、mineoの「パケット放題 Plus」への変更がベターです。
やはり、電車内でのスキマ時間を活用すれば、自宅などでの自由時間が増える上、強靱な集中力を身につけられます。